第78回例会(2020/4/5)
春のうららかな日ながらもコロナウイルスの騒ぎの中、郡山トーストマスターズ第78回例会が開催されました。
本日は郡山市民活動センターでの開催でしたが、バーチャル参加がなんと11名。
外出を控えることを鑑みての判断により、ほぼオンライン例会としての活動となりました。
会長のO崎さんからは、病魔を退散させる力を持つ九州地方の妖怪アマビエのお話が有りました。
そうした力に是非ともあやかりたいですね。
元々、 Zoomの導入を行っていた郡山トーストマスターズはオンラインでの例会もお手のもの。
接続不良も、トラブルもなくスムーズに進められました。
冒頭では、久しぶりの入会式。
新たなメンバーとしてY崎さんが加わりました。これから一緒に楽しく学んで行きましょう!
本日のトーストマスター(司会進行)は、教育担当としてクラブを切り盛りするK池さん。
例会の進行補助(ヘルパー)は下記の通り。
今日の言葉(例会中に意識的に使ってほしい言葉)。
S村さんより「気楽に」という言葉を頂きました。肩肘張らずに行っていきたいですね。
・計時係 >K野さん
シンプルかつポイントを押さえた説明でした。スピーチの経過時間を知らせる役割です。
・集計係 >K池さん
視界と兼務のK池さん。
各パートで一番良かった・目的に適っていた人を最後に表彰するための投票用紙の集計をする役割です。
・文法係 >K木さん
スピーチと兼務で行うK木さん、例会内でも沢山の表現を拾ってくれます。
印象に残った言葉や、用法が異なる言葉をチェックする役割です。
・えーとカウンタ >O江さん
オンラインでのカウントも、すっかり慣れたO江さん。
「えーと」「あのー」等の余計な言葉をチェックする役割です。
続いて教育のパート。本日の準備スピーチはK木さん、O崎さん、K野さんです。
一番手はK木さん。社会人向けの実践スピーチ
パスウェイズ アイスブレイク
タイトル「リモート会議で相手に心を届ける3つの話し方」
コロナウイルスの影響でリモートワークが求められる昨今。英語のリモートワークトレーナーとしてのK木さんの経験から、リモートワークでの話し方には3つのポイントが有ることを伝えてくれました。まさに、今知っておきたい話をタイムリーに届けてくれるスピーチでした。
二番手はO崎さん。
パスウェイズ リサーチとプレゼンテーション
タイトル「夜の森の桜並木」
O崎さんの住んでいる地域の近くにある、夜の森公園は桜の名所。しかし原発の影響で、今は訪れる人も居ません。最近公開の映画「フクシマ50」でも取り上げられたその桜は、樹齢100年を超える大きなもの。常磐線が開通し復興が進んできました。そこには満開の桜、自然の力強さからエールが有るのかもしれません。
朴訥とした語り口、そして力強さの有るスピーチでした。
三番手はK野さん。
パスウェイズ 論評とフィードバック
タイトル「第一印象は、良い方がいい?」
コロナウイルスで延期が多くなっているものの、春は出会いと新たな出発の季節。そんな季節に考えて欲しい第一印象の大切さ。人の印象は知覚の占める割合が大きく90%(視覚55%、聴覚35%、言葉7%)に登ります。そんな第一印象を良くする5つの方法、そして仮にその第一印象で失敗しても、、とりもどすとっておきの法則が有るんです。
時期にピタリと当てはまる情報の詰まったスピーチでした。
続いてはテーブルトピック(即興スピーチ)のパート。
テーブルトピック司会はY井さん。童心に返って深く考えずに答えてもらう、創造性を掻き立てる出題でした。
1問目
「ザバーン!海から浮上したものは?」には、S田さんが回答。
海底都市から家が浮上してきたとのこと。
2問目
「今まで一番痛かったこと」には、T葉さん。
小さい頃、公園でしていたブランコからこけてしまい、さらに戻ってきたブランコが直撃してしまった時こと。
3問目
「好きなスポーツは?」には、Y崎さんが回答。
格闘技、中でも合気道を習っていましたとのこと。
4問目
「お弁当には行っていたら嬉しいもの」には、U中さん。
うなぎ!だけど、、もしもネコがお弁当から飛び出して来たら楽しいとのこと。
5問目
「空を飛べたらどんな風に飛ぶか」には、K木さん。
ジブリアニメのナウシカの様に飛んでみたいとのこと。
休憩をはさみ、論評の部、司会はH坂が務めます。
K木さんへの論評は、S村さん。
テーマ設定、構成の良さを挙げ、音声の重要性、それを身に付ける方法をもっと聴きたいと伝えられました。
O崎さんへの論評は、K池さん。
前向きな話題をという姿勢を評価し、〆の部分や気持ちを力強く示す断言をすることを勧めていました。
K野さんへの論評は、O江さん。
必要性のあるものを体験を捉えて興味深く伝えていたこと、タイトルの工夫や失敗談を入れることで話に厚みが出ると話されました。
本日の例会の受賞者は、
ベストテーブルトピック賞はT葉さん。
ベスト論評賞はO江さん。
ベスト準備スピーカーはK野さんでした。
オンラインでの例会は、中々人前で話すのとは異なり1:1をより意識し間を持たせることのプレッシャーが掛かるものです。人前そしてオンライン、コミュニケーションの取り方にもバリエーションと必要とするものに違いが有ることが学べた例会でした。
〜参加者の声〜
さすが、オンライン例会の知識、経験が豊富な郡山トーストマスターズクラブ。
今回は総合司会(TMOD)もオンライン参加となりましたが、とてもスムーズな進行。
オンラインでも、遠くにいても、楽しいことは、同じなんだと実感!
(Y井さん)
オンラインでの例会は、普段とはまた別の緊張感と刺激が有りますね。
この機会にぜひこうした場での伝え方を学んでみましょう!
(H坂さん)
集まって活動しづらい今日この頃、今日は多くのメンバーがWEB会議システムからの参加でしたが普段から活用していることが功を奏してスムーズにWEB会議メインの活動に移行できて良かったです。
(S村さん)
次の例会は4月19日。今度は完全オンラインでの例会となります。
コロナの騒動こそ騒がしいですが、春は出会いと別れ、そして新たなる挑戦の時期です。本日をもって退会するU中さん、そしてS田さんもオンラインで最後に参加して頂きました。また是非遊びに来てくださいね。
そして自分を変えたいと思っている貴方。コミュニケーションにお悩みの貴方、是非とも郡山トーストマスターズで挑戦の第一歩を踏み出してみませんか?